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キャラメルの「また逢おうと竜馬は言った」を観る [お芝居]

25日(水)、キャラメルボックスのお芝居「また逢おうと竜馬は言った」を、娘と2人で観た[わーい(嬉しい顔)]
このお芝居は、キャラメルボックスで92年に初演。その後、キャストを替えて95年、2000年にも上演。そして10年ぶりに再演となったものだ。
私は、テレビで上川隆也演じる竜馬に魅せられて、上川ファンになり、キャラメルボックスのお芝居を観るようになったので、以前に竜馬役を上川さんが演じたこのお芝居は大好き。福山さんの竜馬も素敵だけど、若い頃の上川さんが演じた竜馬が、私のなかでは今でも最高だ[ぴかぴか(新しい)]

さて、物語は、小説「竜馬がゆく」の中の竜馬を尊敬する、若いツアーコンダクターの男性が主人公。彼は、竜馬が志した夢と同じように、世界をかけめぐりたいと思い、ツアーコンダクターになったものの、実は乗り物に弱いという弱点を持つために、いつまでもうだつが上がらない。女性にも振られてばかり。その度に「竜馬がゆく」を読み返しては、「男子たるもの、女に振り回されていてはダメだ。竜馬のように仕事に生きるのだ!この世に生を受くるるは、事を成すためにあり。」と自分を慰めているというダメ男なのだ。
そんな彼が、自分の中の竜馬に手引きされながら、同僚夫婦のけんか仲裁をやってのけ、離婚の危機から救うというストーリーだ。お互いになかなかゆずらない2人。夫を「薩摩」、妻を「長州」に見立てて、竜馬のように「薩長同盟」を成功させようと奔走する。しかし、その過程で、思いもよらぬ大事件に巻き込まれてしまう。そして彼と敵対することになる犯人は、なんと土方歳三をバックにつけていた、という意外な展開が面白い。

この物語にはまってしまうのは、多くの人が「竜馬がゆく」を読み、小説の中の「竜馬」に「あんな生き方がしたい」と憧れるからではないだろうか。愛読書を手に、「かっこいい~[exclamation]」と叫ぶ、主人公のツアーコンダクターにめちゃくちゃ共感できるのだ。ちょっと笑えるけど、自分も同じってことに気づいて「ふふっ」と思わず笑ってしまう。女の私も、小説のなかの竜馬に惚れる[黒ハート]あんな、かっこいい男がいるだろうか。なかなかいないなー。でも、「竜馬がゆく」を読んで、世の中の男子が少しでも彼に近づきたいという夢を持って努力するならば、魅力的な男性がきっと増えるに違いないと期待している。

今回の上演で、竜馬役を演じた岡田達也さん。ちょっと線が細くて、小奇麗で、私の中の竜馬のイメージとは違ったが、人間的な優しさがにじみ出ていて良かった。ツアーコンダクター、岡本役の左東広之さんは、まさにはまり役。汗だくで演じる姿が、「これぞ岡本」という感じだったなー。とにかく、たくさん笑えて楽しかったし、元気をもらえるお芝居だった。娘も、あまり感想は言わなかったけど楽しんだ様子[かわいい]夏休みのいい思い出になった[わーい(嬉しい顔)]

さて、お芝居を観た後、病院へ行った私は、ついにギプスをはずしてもいいというお許しをいただいた[ぴかぴか(新しい)]ただ、まだ小指の大きさは倍のまま。骨が完全にくっついて治ってくると、腫れがひいてくるそうだ。完治まであと1ヶ月はかかりそうだけど、ギプスが取れてひとまずホッとする。歩くと何か小指の下あたりに違和感を感じるので、よく見てみたら、ギプスが当たっていた足裏の皮が、一部分厚くなって「ギプスだこ」ができている[あせあせ(飛び散る汗)]人間の身体って本当に不思議だなー。
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