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七月大歌舞伎(^-^) [お芝居]

7月7日七夕の日、難波松竹座に七月大歌舞伎を観に行った[かわいい]
朝、出かける準備をもたもたしていたので開演5分前に会場に着くという、全くのぎりぎりセーフ[あせあせ(飛び散る汗)]で席に着いた。周りの観客は私より年配の方ばかりだったのですでにゆったりと着席されていて、恐縮した[ふらふら]

さて、この「七月大歌舞伎」はシェークスピアの十二夜を題材にした斬新な歌舞伎で、蜷川幸雄さん演出という有名なお芝居だ。平成17年に初演され、今年の3月にはロンドンで上演されたということだ。

幕が開き、まず驚かされるのは全面鏡が張りめぐらされた舞台。あれ、どこかで観たような・・・そう!昨年末に観た「表裏源内蛙合戦」の舞台だ。何度観てもビックリするし、初めて観た人は自分の姿が映っているのでちょっと嬉しくなるようだ。しかし今度は歌舞伎。雰囲気はまるで違う。そして歌舞伎なのに子供たちの賛美歌で始まる演出がなんともエキゾチックだった[ぴかぴか(新しい)]
物語の内容も前回観た普通の歌舞伎に比べてわかりやすい。時おり英語も混ぜながら笑いも誘うところがニクい。そして何度観ても市川亀治郎さんの女形姿は、めちゃくちゃ色っぽくて感動[揺れるハート]あれはほんとに芸術だ。若い女の色気ではなく、中年女のキリッとした色気に見とれてしまう。そして左大臣の心を虜にする織笛姫を演じた中村時蔵さん!いったいお年はいくつなの?立派なおじさまだと思うけど、あんなお姫様をみごとに演じられるなんて素晴らしい!パンフレットで素顔のお写真を拝見すると、なるほど美しいお顔立ちのおじさまである。

歌舞伎の魅力は「驚き」かもしれない。現実にはありえない夢の世界を見せてくれる。そして役者のセリフや、所作の美しさに心惹かれる。「いいものを観た」という気持ちになる。

観客を見渡すと、やはり60代以上が中心。なんだかもったいない気もする。もっと若い人たちがこういう芝居を観ることで、これから生きていく人生の栄養になるはず[exclamation×2]贅沢しなければ、4200円で観られる席もある。私も今回はコープさんの割引チケットを利用させてもらった。後ろの方だったけど、充分楽しめた。
日本の美しい文化の魅力を若い人にこそ味わって欲しいと心から思う。


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mirai

コメントありがとう御座います
まぁ、私はともかく相手は始めての恋愛みたいなんで、大切にはしたいかなぁと思ってはいます(^^)

ってか、私も今度、歌舞伎を見に行こうかと思っています
会社の上司に誘われまして、初めての体験にちょいとそわそわしています
内容は、着いてからのお楽しみらしく・・・

日本の文化に触れる良い機会だと(^^)


by mirai (2009-07-10 11:57) 

シュークリーム姫

nice!コメありがとうございました!
歌舞伎見に行ったことないです;
おもしろいのかな?かな?
by シュークリーム姫 (2009-07-11 09:04) 

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